杉と檜の山
2009年 03月 27日
湯来は山に囲まれた谷筋の町。
そして杉と檜の植林の山々。
戦後、丸剥げになってしまった山を守るため成長の早い杉達を植えたり
子孫達の為の資産のために植えたり
補助目当てに植えたり
当時を生きていない私には、その本意を知る由もない。
でも、ただ現在、山は痩せ、動物達の食べ物も無く
猿や、いのししや、熊まで民家まで降りて来ている。
集中豪雨に耐えられず、山崩れを起こしている。
山の土が痩せると、川も痩せ、海も痩せていく。
今、私たちになにが出来るだろう。
まずは、そんな現状を知る事から。
そして、知ってもらう事から。
山にとってどうする事が一番いいのか、
間伐、その後は自然に任せていくことか?
植樹、もともとの植生を調べてその樹々を植えていく事か?
すぐに答えが出ることではないから
なにが正解かなんて私には分からない。
でも、それさえも、地球は笑って見ている。
まあ、思うようにやってみんさい。
その結果がどうであれ、自分が信じた事をやってみんさい。
いま、ここから想い描く未来の森へ向かって…。
by michiwind
| 2009-03-27 10:14