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永本建設さんのお話

それから廿日市にある永本建設の社長さんがお話をしてくださるということで
野草庵に集まりました。
旦那と私と野草庵の彼女と、社長さんと、山の活動をされている女性で
色々なお話をしました。
山に植えられた杉達、どうして広葉樹の山がこんなになったのか。
私は子供達の為にお金になるから、植樹したのだと思っていたのだけど…
戦争の時に戦争の為に切り出されていったんだって。
ここ湯来の山を始め日本中の山がそうやって丸坊主になっっていった。
そのままでは災害が起こってしまいます。
だから成長の早い杉や檜を土砂が流れるのを防ぐ為にも植えていった。
そこに国の支援が入るから、お金がもらえるから闇雲に植えていった側面もあるんだ。
そんな歴史があるなんて…。
そして最初の10年枝打ちして手入れをした樹達はちゃんとした製材になる。
そんな手をかけた樹を雑多として育った樹と一緒にしてしまうのは
樹に対して、その10年に対してもったいなく申し訳ないことだ。

今から手を入れようとしている山は
おばあちゃんの歴史がある。
お腹の大きいときも一人山に入り植えたそうだ。
この岩に腰掛けてお弁当を食べたんだよ。
そして毎年手入れもしてきたそうだ。
こんな杉だらけの山にして申し訳ないことをしたの。
そんなおばあちゃんの声に、胸がキューってなる。
だからこそ、今からここをどんぐりの
秋には色の変わる山に
動物が里に降りて来なくていい山にしていきたいんだ。
ここの山がきっと本当に最初の一歩となるように。
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by michiwind | 2008-09-22 12:35

第一回目の集まり

そんな風に、ああ、ドングリ育てよ〜なんて気楽に構えていたら
「森メイト」さんていう樹を植える活動をされている方々と出逢いあったんです。
急ですが明日、集まれますか?と連絡が旦那さんにあった。
その日はお客さんが来る予定があったので行くことは出来ませんでしたが
後から聞くと、想いの強い、熱い方々だったよ。
10人集まってそのうちの何人かが熱い人ってのはあるけど、
10人が10人とも熱かったって。
凄いパワーが押し寄せています。
きっと山が呼んでくれたんだろうね。

どんどん、すすめ〜!
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by michiwind | 2008-09-10 22:34

それから

とはいえ、ただ植えるだけでは日も当たらない杉の林、育ちません。
どうしたら一番いいのか。
まずは間伐から始めなければ。
そうなると私達だけの力ではどうにもこうにも、難しいです。
知識のある方の助言を聞いていきました。
やはり、山をなんとかしなきゃ!って思いのボランティアグループ
森メイトさん達とも繋がりました。
1人が3人になって、ほんの少し前に進んだだけで
大きく前進を始めました。

今回の柱は野草庵さんです。
彼女の思いややっていること、そしてその経緯を記録として残して
次にも繋げていきたいから、ここをスタートとしたいから
一つづつ、書いていくことにしました。
私からの視点にはなるんだけど、ね。
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by michiwind | 2008-09-08 09:43

そんななかで

そんな中で、同じ湯来で陶芸をする野草庵さんに出逢った。
少しづつお話をする間に、同じ思いを、いやそれ以上の思いを
山に持っていることが分かった。
湯来に携わって6年の彼女。
近所のおばあちゃん達との交流の中で
目にする畑を荒らしにくる猿やいのしし。
そして罠にかかって苦しむ鳴き声…。

「山にドングリを植えようと思っているんです。」
彼女の庭には沢山のドングリの苗があった。
そしてうちにも、ドングリが沢山芽を出していた。
「一緒に植えましょう!」
そこから始まった。
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by michiwind | 2008-09-07 17:26

そもそも

山間のこの町に住んで1年半。
川の水は澄み、朝は霧が立ち、田んぼでは穂が風に揺れ、夜空には満点の星。
毎日毎日、そんな景色が見れるのが嬉しくて。
でも、ここは「傾斜が急な斜面に植林の杉林」という山がほんとうに多い。
すまいから見える山も、小学校の裏山もそうだ。
戦後植えられ60年を過ぎる林ばかり。
間伐もちゃんとされていない現状。
このままでは山が内側からだめになっていく。

数年前の集中豪雨で山が切れた。
友人宅の家のギリギリの所まで土砂が流れて来たって。
避難するとき最低限のものしか持ち出せなくて
これまでのアルバムや、この家で暮らすこともその時は諦めたという。
少し前から、その山はもう危ない、早く手を入れにゃあいけん!と
地元の人が山の持ち主に訴えていたという。
でも持ち主は今や町の人。
そこにお金を使うことは出来ないと…。
そして山は崩れた。
幸いその友人のお宅は無事で良かったんだけども、
でも保水力を失った山裾の田んぼは水を有することが難しくなったって。

昨年子供の通う小学校のグランドに熊が出た。
全国ニュースにもなった。
熊…。山にね充分な食料があれば出てくることはないのに…。
罠にはまる猿やイノシシ。
苦しみながら死んでいく…。

なんとかしたい。

人も山も動物も循環し、共存していたすばらしい暮らしを
現代の私達は壊して生きている。
何が出来るんだろう。
ああ、何かいい方法はないんだろうか…。
まだ何も見えないこの1年半でした。
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by michiwind | 2008-09-06 23:16

革個者NATURAL MIND * 広島の湯来に暮らす。 


by michiwind