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死ぬってこと

ここのところ、考えていました。

死ぬ事は、怖い。
何が
どこが怖いんだろう?

残された人達が心配。
…これは、大丈夫だね。
悲しいけど、大変だけど
なんとかするし、乗り越えられる。
どう生きてって欲しいか
どう見送って欲しいか
その思いだけは伝えておこうか。
遺書をかくのもいいね。

旦那と、そんな話しをした。


苦しみ痛みながら死ぬのが、怖い。
もしも治療した場合の、残された医療費が怖い。

そう、多分それが一番怖い。
抗がん剤で苦しむ姿も聞いた。
子供の頃に見た
人工呼吸器に繋がれて苦しみながら生きている人の映像を見て
怖くて怖くて…

たとえばね、癌なんてものもさ
毎日出来て、毎日排出している。
細胞も3ヶ月だっけ、全部入れ替わるんだよね。
骨だって8ヶ月で入れ替わるんだって。

それを早期発見、治療って
必要あるの?

それが私の中でずっと疑問だった。

ただ、怖いから逃げてるだけなのかな?

答えが決まらなかった。

でもね、
自分がさずかった体、
自分がどう生きたいか、死にたいか、なんよね。

もちろんまだまだやりたい事が多すぎて
死ぬ準備なんてこれっぽっちも出来てない。

でも最期の最期まで動いていたい。
やりたい事やっていたいの。

うん。
それが私の願い。

そんな時にこの本が目に入った。
とてもとても背中を押された。

この本を買う時に、子供達に表紙を見せて
私はこういう死に方を願う。
って、話した。
彼らは目を丸くしたけど
静かに話しを聞いてくれた。
ちゃんと、送ってね。
順番だからね、って話した。

そして、自分からこの本に目を通してくれた。

それが、とてもても嬉しかった。


マキノ出版ムック
「濃厚医療で苦しまない大往生」
中村仁一(医師)
石飛幸三(医師)
毛利子来(小児科医)
松本光正(医師)
母里啓子(医学博士)
田口ランディ(作家)
死ぬってこと_f0182246_1129403.jpg



家族でこういう話しが出来れば
子供の自殺って
防げるのではないかな、とも、感じた。
by michiwind | 2013-02-19 11:33 | つれづれ

広島の里山に暮らしています。2018年からのセルフリノベーションを記録していこう。普段の暮らしと作品の製作のことも。革個者NATURAL MIND * mosslaghter


by mosslaghter